Chenin Blanc
主な原産地: Vouvray
ロワールの汎用性の高い品種。スパークリングから甘口まで、高い酸味のワインを生む。
シュナン・ブランはフランス・ロワール地方(アンジュー・トゥーレーヌ)を原産とする極めて汎用性の高い白ブドウ品種。高い酸味と優れた熟成ポテンシャルを持ち、スパークリング・辛口・甘口・貴腐と全スタイルに対応できる稀有な品種。
ロワール地方のアンジュー地区が歴史的な原産地とされ、9世紀ごろには修道院での栽培記録がある。現代では南アフリカで栽培面積が最大(スティーン名義)になっており、ロワールとともに世界の中心産地となっている。
遅熟品種で高い酸度を長く維持するため、過熟まで待てばリッチな甘口、早摘みならシャープな辛口と幅広いスタイルが可能。貴腐菌(ボトリティス)が付きやすく、ヴーヴレやコトー・デュ・レイヨンの偉大な甘口を生む。
りんご・マルメロ・蜂蜜・カモミール・ウールのミネラルなど複雑なアロマが特徴。口中は非常に高い酸味と豊かな蜂蜜のニュアンス、後味のミネラルが印象的。スタイルによって極辛口から濃密な甘口まで変化する。熟成で信じがたい複雑さを示す。
フランスのヴーヴレ、サヴニエール(モノセパージュの偉大な辛口)、コトー・デュ・レイヨン(甘口)、クレマン・ド・ロワール(スパークリング)が代表産地。南アフリカもスティーンとして最重要産地。