Gamay
主な原産地: Beaujolais
ジューシーで軽快な品種。ボジョレーで明るい果実味と低タンニンのワインを生むことで有名。
ガメイはフランス・ブルゴーニュ地方南部のボージョレ地区を代表する黒ブドウ品種で、チェリーやラズベリーの果実味あふれる軽快なワインを生む。ボージョレ・ヌーヴォーでその名を世界的に広めた。
ブルゴーニュ地方に古くから存在し、1395年にヴァロワ公フィリップ豪胆公によってコート・ドールからの追放令が出された(ピノ・ノワールとの競合)。その後ボージョレ地区に定着し、現在この地を代表する品種となった。DNAではピノ・ノワールとグエ・ブランの子孫であることが判明している。
早熟品種で、ピノ・ノワールより2〜3週間早く収穫を迎える。ボージョレの花崗岩・変成岩質土壌との相性が特に優れる。マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)が伝統的な醸造技術として使われる。
チェリー、ラズベリー、バナナ(カルボニック発酵由来)、牡丹の花のフレッシュな香り。口に含むとタンニンは軽やかで、クランベリーのような爽やかな酸が印象的。若飲み用のものは軽快で果実味豊か。上位クリュからはより複雑なものも生まれる。
フランスのボージョレ地区(特にフルーリー、モルゴン、シルーブル、ムーラン=ナ=ヴァン等の10クリュ)。スイス、ロワール(トゥーレーヌ)でも栽培される。
シャルキュトリー(リヨンのソーセージや豚肉加工品)との相性が抜群。リヨン料理全般や、鶏肉のブレーゼ、ビストロ料理と楽しむのが定番。