Lacrima Rosa
イタリア・マルケ州の品種。バラの花びらの香りを持つ強いアロマのロゼワインを生む。
ラクリマ・ロザは、イタリア・マルケ州に自生する「ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ」に近縁のとされる芳香性品種で、バラや花びらを思わせる強烈なフローラルアロマを持つ。「ラクリマ」はイタリア語で「涙」を意味し、果実が完熟すると果皮が裂けて果汁が滴ることに由来するとも言われる。
マルケ州の在来品種として古くから知られるが、商業的な生産は20世紀後半以降に本格化した。DOC認定により地域的アイデンティティを確立している。
成熟が早く、ミネラル豊富な土壌を好む。果皮は薄く破れやすいため、収穫時の扱いに注意が必要。適切な管理でフローラルアロマが際立つ。
バラ、スミレ、イチゴ、チェリーの鮮明なフローラル香とベリーの香りが重なり合う。スパイスのアクセントも感じられる。口当たりは中程度のボディで、フルーティーで芳醇、余韻にも華やかな花の印象が残る。
マルケ州モッロ・ダルバ周辺(イタリア中部)。DOCとして認定された産地。
魚介料理、前菜の盛り合わせ、地元マルケ州の豚肉料理、ソフトチーズ。
灰色品種