Mavrodaphne
主な原産地: Patras
ギリシャの品種。ポートに似た甘口の酒精強化ワインと辛口の赤ワインを生む。
マヴロダフネはギリシャ・パトラ地方(ペロポネソス半島)の固有黒ブドウ品種で、「黒い月桂樹」を意味する名を持つ。ポートワインに似た甘口の酒精強化ワイン「マヴロダフネ・デ・パトラ」として世界的に知られ、近年は辛口の赤ワインとしても生産される。
パトラ近郊に古くから根付く品種で、ギリシャの酒精強化ワインの伝統を担ってきた。19世紀にグスタフ・クラウスによって醸造が商業化されたとも伝えられ、長い間ギリシャを代表するデザートワインとして愛されてきた。
地中海性気候に適し、ペロポネソス半島の石灰質土壌でよく育つ。酒精強化ワイン用には完熟・過熟の果実が使われ、長期熟成により複雑な風味が生まれる。
干しぶどう、ダークチョコレート、コーヒー、スパイス(クローブ・シナモン)、ハーブのリッチで複雑な香り。酒精強化スタイルではフルボディで甘みがしっかりとあり、長い余韻が続く。辛口の赤ワインスタイルはよりフレッシュな果実感がある。
ギリシャのマヴロダフネ・デ・パトラPDO(ペロポネソス半島)とケファロニア島。
甘口スタイルはチョコレートケーキやドライフルーツのデザートと最高の相性。辛口は子羊の煮込みや豚肉のソウヴラキとも合わせやすい。