Merlot
主な原産地: Bordeaux
まろやかで果肉感のある品種。プラムとチョコレートのニュアンスを持つアプローチしやすいワインを生む。
メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ世界第2位の栽培面積を持つ黒ブドウ品種で、プラムとチョコレートの豊かな果実味とまろやかなタンニンが特徴。アプローチしやすいスタイルと早飲みでも楽しめる柔軟さが世界的な人気の秘密。
ボルドーのサン・テミリオンとポムロールを本拠地とする品種で、カベルネ・フランとマドレーヌ・ノワール・デ・シャラントの自然交配から生まれたことがDNA解析で明らかになっている。今日ではカリフォルニア、チリ、イタリア(「スーパー・タスカン」)など世界全体で広く栽培される。
早熟品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンより2〜3週間早く収穫を迎える。冷涼な気候ではやや早まり、湿潤な年は腐敗病のリスクもある。多様な土壌に適応するが、粘土質ではとくに凝縮した果実を生む。
プラム、ブラックチェリー、チョコレート、月桂樹、バニラ(樽由来)の豊かな香り。口に含むとタンニンは柔らかくまろやかで、プルーンやモカの長い余韻が続く。軽快なスタイルから凝縮した複雑タイプまで幅が広い。
ボルドー右岸(サン・テミリオン、ポムロール)が最高産地。カリフォルニア、チリ(コルチャグア)、イタリア(ロッソ・ディ・モンタルチーノなど)でも高品質ワインが生まれる。
ポークローストや鶏の赤ワイン煮込み(コック・オ・ヴァン)と定番の組み合わせ。ビーフシチューやラムの煮込み、クリームソースのパスタとも合う。