Muscat of Alexandria
大粒のミュスカ。レーズン香の甘口ワインや生食用にも使われる。
ミュスカ・オブ・アレクサンドリアはマスカット大家族の一員で、果粒が大きく食用・干しブドウ・ワイン醸造の三用途に使われる多目的品種。レーズン・オレンジブロッサム・アプリコット・蜂蜜のリッチで甘やかなアロマを持つ甘口ワインを主に生む。
古代エジプトのアレクサンドリアが名前の由来とされ、地中海全域に広まった最古の品種の一つ。スペイン(マラガ)、ポルトガル(セトゥーバルのモスカテル)、南アフリカ(ハナポート)など各地に広がり独自の発展を遂げた。
ミュスカ・ブランより果粒が大きく収量も多い。温暖から熱帯に近い気候に適応し、スペイン・ポルトガル南部の暑い夏でも成熟する。食用・干しブドウの比率も高く、ワイン専用品種ではない。
レーズン・オレンジブロッサム・アプリコット・蜂蜜・ムスクの濃密で甘やかなアロマ。口中はリッチで甘く、ミュスカ・ブランより重厚な印象。酒精強化スタイルの甘口ワインやパッシートが主流。
スペインのマラガ、ポルトガルのセトゥーバル(モスカテル・ド・セトゥーバル)、南アフリカ(ハナポート)が主産地。ギリシャ、南フランスでも栽培される。
白ブドウ