Nerello
主な原産地: Etna
シチリアの品種ファミリー。火山性のエレガントなワインで知られる。
ネレッロはシチリア島のエトナ火山周辺を代表する品種ファミリーで、ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップッチョの2つが主要品種。火山性土壌から生まれるミネラル感と赤系果実の洗練されたエレガントなワインで、「シチリアのブルゴーニュ」とも称される。
シチリア島東部のエトナ山麓(カターニア周辺)が原産地で、古くからこの地域で栽培されてきた。エトナDOCとして保護されており、近年国際的なワイン愛好家からの注目が急激に高まっている。
標高500〜1000mのエトナ山麓に根付く老樹(アルベレッロ仕立て)が多く、玄武岩質の火山性土壌が品種の個性を育む。フィロキセラが到達しなかった地域もあり、自根樹が残る。
レッドチェリー、ハーブ、火山のミネラル(スモーキー)、スパイス、オレンジピールの繊細で複雑な香り。口に含むと赤系果実のエレガントな果実味が広がり、細かいタンニンとミネラルの余韻が続く。ピノ・ノワールに例えられる軽やかさと複雑さを持つ。
シチリア州のエトナDOCが代表産地。ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップッチョのブレンドが基本。
シチリアの魚介(マグロのタルタルや海老のパスタ)と意外な好相性。軽めの肉料理(鶏やウサギの煮込み)や地元のペコリーノチーズとも楽しめる。