Pinot Gris
主な原産地: Alsace
灰色がかったピンク皮のピノ・ノワール変異品種。リッチでアロマティックなワインを生む。
ピノ・グリはピノ・ノワールの灰色果皮変異品種で、アルザスでその頂点を極める白ブドウ品種。洋梨・蜂蜜・スモーキーなスパイスのリッチなアロマと、アルザスではフルボディのスタイルが世界的に評価が高い。イタリア(ピノ・グリージョ)の軽快スタイルとは対照的なリッチな個性を持つ。
ブルゴーニュがピノ・ノワールとともに原産で、アルザスには中世に持ち込まれ定着した。アルザスでは「トケ・ダルザス(アルザスのトカイ)」と呼ばれた時期もあるが、EU規制により現在は「ピノ・グリ」が正式名称。
果皮が灰色がかったピンク色の特徴的な外観を持つ。アルザスの砂岩・火山岩・粘土石灰の多様な土壌でそれぞれ異なる個性が発現する。早熟から中熟で、糖度が高くなりやすく、ヴァンダンジュ・タルディブ(遅摘み甘口)にも向く。
洋梨・蜂蜜・ジンジャー・スモーク・白い花のリッチなアロマ。口中はクリーミーなテクスチャーとフルボディ、りんごと蜂蜜の後味、アルザスのスタイルでは豊かな甘みを感じることも。辛口から甘口まで多彩。
フランス・アルザスが世界的な頂点産地(グラン・クリュ指定畑)。オーストリア(ルーレンダー)、ドイツ(グラウブルグンダー辛口)、イタリア(ピノ・グリージョ)でも重要な品種。