Pinot Gris (Pink)
主な原産地: Alsace
灰色がかったピンク皮のピノ・ノワール変異品種。果皮の色から灰色品種に分類される。
ピノ・グリはピノ・ノワールの変異品種で、灰色がかったピンク色の果皮を持つことからグリ(灰色)の名が付く。フランスではピノ・グリ、イタリアではピノ・グリージョと呼ばれ、白ワインを生むが産地やスタイルによって全く異なる個性を見せる。
中世にブルゴーニュから各地へ伝わったとされ、アルザスでは16世紀頃から栽培の記録がある。かつてアルザスでは「トカイ・ダルザス」と呼ばれていたが、EUの規定でこの名称は廃止された。イタリアのピノ・グリージョは独自の軽快なスタイルで世界的に普及した。
冷涼から温暖まで幅広い気候に適応する。果皮の色素が果汁に移りやすく、醸造時に淡いオレンジ色やサーモン色になることもある。糖度が高くなりやすく、凝縮したワインが造れる。
洋梨、リンゴ、蜂蜜、生姜、煙のスモーキーなアロマに白い花が加わる。口当たりはクリーミーで豊かなテクスチャーがあり、スパイスの余韻が長く続く。アルザスではリッチな辛口から甘口まで、イタリアでは軽快でクリスプなスタイルが定番。
アルザス(フランス)、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア(イタリア)、オレゴン(アメリカ)、アルザス・グラン・クリュ畑全域。
アルザス産フォアグラ、鴨のコンフィ、魚介のソテー、ジャパニーズフュージョン料理、熟成チーズ。