Timorasso
ピエモンテの希少で力強い品種。深いミネラル感と長期熟成可能な白ワインを生む。
ティモラッソはイタリア・ピエモンテ州コッリ・トルトネージを原産とする白ブドウ品種で、一時は絶滅寸前だったが20世紀末に少数の生産者によって復活した。白桃・火打石・蜂蜜のリッチなアロマとフルボディ、優れた長期熟成能力が特徴で、ピエモンテ最高の白ワインの一つとして国際的評価が急上昇中。
コッリ・トルトネージ(アレッサンドリア県トルトナ近郊)が原産地で、19世紀には広く栽培されたが20世紀に衰退した。1987〜90年代に地元の生産者が残存する高樹齢の株を復活させ、近年「コッリ・トルトネージ・ティモラッソDOC」として保護された。
石灰岩・砂岩・マール(泥灰岩)のコッリ・トルトネージの土壌が特有のミネラル感を生む。晩熟で収量が少なく、栽培が労働集約的。リースリングに似た熟成後のペトロール香が現れることでも知られる。
白桃・火打石(フリント)・蜂蜜・ハーブ・ミネラルの複雑で凝縮したアロマ。口中はフルボディと明確なミネラル感、長い余韻が熟成ポテンシャルを示す。数年の熟成でペトロールのニュアンスが加わり、さらなる複雑さが増す。
イタリア・ピエモンテ州コッリ・トルトネージ(アレッサンドリア近郊のトルトナおよびヴォゲラ地区)が唯一の主要産地。
白ブドウ