Trollinger
ヴュルテンベルクの軽快な日常品種。スキアーヴァと同一。
トロリンガー(Trollinger)はドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州のヴュルテンベルク地方で最も広く栽培される赤ブドウ品種です。イタリアのスキアーヴァ・グロッサ(Schiava Grossa)と同一品種で、淡い色調と軽快な果実感、日常的に楽しめる飲みやすいスタイルが特徴です。地元ではアフォライティの(郷土のワイン)として深く愛されています。
南チロル(現在のイタリア・アルト・アディジェ)を原産とし、中世にヴュルテンベルクに持ち込まれたとされます。「トロリンガー」の名はチロルの方言名に由来し、ドイツ語圏ではこちらの名が普及しました。ヴュルテンベルクでは17〜18世紀から大規模に栽培され、地域のワイン文化の象徴となっています。
ヴュルテンベルクの丘陵地帯でケウパー(砂岩・粘板岩の混合)土壌に適応しています。晩熟型でドイツの気候では完熟させるのが難しく、収穫は10月まで延びることがあります。収量は高く、日常消費向けの品種として農業経済的に重要な役割を担います。
イチゴ、チェリーの赤果実にアーモンドのニュアンスが特徴的なアロマです。タンニンは非常に軽く、酸は爽やか。色調は淡く、全体に軽快でフレッシュな飲み口です。アーモンドの苦みを伴うフィニッシュが品種らしい余韻を残します。
シュワーベン(ヴュルテンベルク)の郷土料理との相性が抜群で、マウルタッシェン(豚挽き肉入りのラビオリ)、シュペッツレ(卵麺)の料理、地元の生ハム、軽めの豚肉料理などと楽しまれます。軽快さを活かしてひんやりとした温度で楽しむのもヴュルテンベルクの習慣です。
黒ブドウ
ヴァインコンヴェント・デュレンツィマーン
ホイヒェルベルク
ヴァイングェルトナー・エスリンゲン
シュターツヴァイングート・ヴァインスベルク
ヴァイングェルトナー・シュトロンベルク・ツァーベルガウ
コレギウム・ヴィルテンベルク
ロルフ・ウィリー
ヴァイングート・ハイド
ヴァイングェルトナー・シュトロンベルク・ツァーベルガウ
ヴュルテンベルク州ワイン生産者中央協同組合
ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルク
ハイルブロン