Uva di Troia
主な原産地: Puglia
プーリアの品種。黒系果実とレザーのニュアンスを持つフルボディのワインを生む。
ウーヴァ・ディ・トロイア(Uva di Troia)はイタリア南部プーリア州北部、特にチェリニョーラとバルレッタ周辺を原産とする赤ブドウ品種です。古代ギリシャの都市「トロイア(Troia)」に由来するとも、プーリア北部の町トロイアに由来するとも言われます。濃い色調、豊かなタンニン、黒系果実と皮革のアロマが特徴のフルボディなワインを生みます。
起源は諸説あり、古代ギリシャ人が持ち込んだという伝承や、プーリア北部の町トロイアに由来するという説があります。数百年の栽培史を持ちますが、20世紀に一時衰退。1980年代以降に地元生産者が品質復興に取り組み、カステル・デル・モンテDOCなどの銘柄で国際的認知を高めています。
プーリア北部のタヴォリエーレ平原と丘陵地帯、粘土と石灰岩の混合土壌に適応しています。樹勢は強く乾燥耐性があり、地中海性気候の暑い夏にも果実の品質が安定します。果皮は厚く色素とタンニンが豊富で、濃色のフルボディワインを生みます。
黒系果実(ブラックベリー、スモモ)と皮革、スパイス、大地のアロマが特徴的です。タンニンはしっかりとして力強く、酸も中〜高程度。長期熟成でタール、コーヒー、タバコの複雑味が加わります。
南イタリアの力強い料理との相性が抜群で、オレッキエッテ・ラグー(パスタの肉ソース)、子羊のロースト、プーリア式の馬肉料理、熟成カチョカバッロチーズなどと最高のペアリングを形成します。