Alicante Bouschet
主な原産地: Alentejo
果肉まで赤い染色品種(タンチュリエ)。ブレンドに濃い色合いを与える。
アリカンテ・ブーシェはフランスで交配された珍しい「タンチュリエ(teinturier)」品種で、果皮だけでなく果肉まで赤い色素を持つ。ブレンドに深い色合いを加える目的で使われることが多く、ポルトガルのアレンテージョでは単一品種での高品質なワインも生産される。
1866年にフランスの植物学者アンリ・ブーシェがグルナッシュとプティ・ブーシェを掛け合わせて作出した交配品種。アリカンテという名はスペインのワイン産地に由来するとも言われる。かつてはフランスをはじめ各地で補色用として大量栽培されたが、近年ポルトガルで品質の高いワインが評価を得た。
高温乾燥に強く、地中海性〜大陸性気候に適応する。生命力が旺盛で収量も多い。果皮の厚さと赤い果肉は豊富な色素とタンニンをもたらす。ポルトガルのアレンテージョ地方のような暑い産地で特に力を発揮する。
ブラックベリー、ダムソン(西洋スモモ)などの濃い黒系果実に、スミレ、土、スパイスのアクセント。口中では深く濃い色合いを反映した豊かなボディ、中程度のタンニン、アーシーな余韻が続く。アレンテージョ産の高品質なものは果実の集中度と構造感を兼ね備えた力強いワインを生む。
ポルトガルのアレンテージョDOCが最も評価が高く、単一品種のワインが国際的に注目されている。スペイン各地、南フランス、アルジェリア、カリフォルニアなどでも栽培される。
濃い色合いと力強い果実味はボリュームのある肉料理と相性がよい。アレンテージョ料理の黒豚肉料理(ポルコ・プレト)、ビーフシチュー、炭火焼きの赤身肉などとのペアリングが定番。スパイシーな料理との相性も良好。
エルダージュ・ダス・セルバス
ピエール・シャヴァン
モンテ・ダ・ラポジーニャ
ファビオ・フェルナンデス
ルイ・レギンガ
アデガ・コペラティバ・デ・ボルバ
スサナ・エステバン
アデガ・コペラティバ・デ・ヴィディゲイラ
フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー
ジョーズ
カルチューザ
キンタ・ダ・ラビアナ